飛距離だけが全てじゃない。しかし、届かなければ話にならない!!
皆さんはアジングのリグは何をメインとしていますか。
この問いに対し、「ジグ単」と答える人が大多数では無いかと思う。
私は毎週末海に足を運んで釣行しているが、実際に見かけるアジンガーの方は9割以上が「ジグ単」である。
では何故「ジグ単」という選択なのだろう。
おそらく「手軽さ」だけを優先した結果の「ジグ単」というチョイスなのだろうと思う。
以前このような記事を書いた。
singing-ajinger.hatenablog.com
上記の記事では「ジグ単」での飛距離の違いや操作性の違いに着目している。
が、そのなかで最も重要視すべきは飛距離である。
実際、アジの居る場所にリグを届けることが出来なければ釣果はない。
上記の記事ではジグヘッドの重量差での飛距離の違いについて説明しているが、ジグ単で届く飛距離などたかが知れているのも事実。
私が先週(2020/1/25)釣行した時に「飛距離の差」は歴然たる釣果の差となってあらわれた。
私はよほどのことが無い限りアジングは「キャロ」をメインのリグとして使用する。
一方で、私の相棒は「ジグ単」でのアジングをメインとしている。
私がパターンを掴みコンスタントに釣っていく中、相棒の釣果はとても優れないものだった。
何故このような釣果の差が出たのかは、明らかに「飛距離」の違いである。
相棒の「ジグ単」の飛距離と私の「キャロ」の飛距離は倍ほど違う。
つまり、「ジグ単」で届く飛距離の範囲にアジが居なかったということ。
このような事がある中で、「ジグ単」だけのアジングをしていてはナンセンスなのである。
ただ、「ジグ単」にも優位な状況はある。
それは、「ジグ単」の飛距離の範囲内にアジが居る時。
こういった状況では「ジグ単」の手返しの良さには「キャロ」や「フロート」では敵わない。
そのような状況に出くわした場合は私は「ジグ単」を迷わず選択する。
つまり、「釣果」を求めるアジングをするならば、その瞬間の状況に臨機応変に対応できるかどうかが重要なのである。
ここでアジングにおけるリグをおさらいしてみよう。
- ジグ単
- キャロ
- フロート
この三つがアジングでの三大リグと言っても過言ではないだろう。
その中で一番手軽なのがやはり「ジグ単」である。
ロッドとリールは全てにおいて共通であるが、そこにジグヘッドとワームさえあれば釣行できてしまう「手軽さ」がウリの「ジグ単」。
「キャロ」と「フロート」に関しては、リグを組む工程はほぼ同じである。
その工程に「手軽さ」は無く、小道具(スイベルやクッションゴム等)も多いため煩わしさを感じることもあるだろう。
しかし、「キャロ」や「フロート」は大いなる武器である「飛距離」を手にすることの出来るリグでもある。
それぞれにメリット・デメリットが存在する中で自分が何をチョイスすべきなのかをしっかりと考えてアジングしよう。
自然を相手にする遊びだからこそ、その答えは無限にあるのだから。