水急不流月

信じる道を突き進め

尺メバル捕獲の絶対条件

メバルの条件。

その最も重要なものはポイントの選択だ。

 

3月10日の深夜。

メバル捕獲の為に、自宅から1時間近くかかる場所へと赴いた。

近場で釣りができる場所は20分も車を走らせればいくらでもある。

それなのに、そんなに時間をかけてまでそのポイントへ行くのは、なぜか。

何度もこのブログで話していることだが、釣れるための絶対条件として、ポイントの選択が最も重要だからだ。

エギングでもアジングでも、もちろんメバリングでも。

ポイントの選択一つで釣果は大きく変わる。

だからこそ、条件の良いポイントを選択する。

もちろん、良いポイントに入れたからといって必ずしも好釣果であるとは言い切れないし、知識や技術のレベルが低ければ獲れない獲物もいる。

しかし、狙っている対象のいない場所でやっていては、スタート地点にすら立っていないのと同じなのだ。

 

つまり、

ポイント選択こそが釣果を左右する絶対条件なのである。

 

この日の満潮は21:00頃。

そこから潮が下げで動き出すくらいの時間を見計らって21:30に現地到着。

早速アジングタックルを持ち出し、リグをプラグへと変更。

海岸線を歩きながら良さそうな場所に入っては、ひたすらキャストを繰り返す。

ゴロタ場やテトラ帯ではアタリがなかった。

そのまま回遊を待っても良かったのだが、居付いているような個体を探す方が手っ取り早い為、移動を繰り返す。

ほどなくして、足元からビッシリと藻の生えているシャローのポイントを発見。

手前は藻の林になっているが、沖のブレイク付近で藻は薄くなっていた。

その藻の先へとキャスト。

沖からスローリトリーブし、藻の生え際まで差し掛かった時に、しっかりとしたアタリが。

ロッドで重みを感じながらスイープにフッキングを入れると気持ちよくロッドは曲がる。

直後激しいドラグ音を響かせながら根に潜ろうとするメバル

藻に巻かれたり根に潜られないようロッドを立て、強引なやり取りで寄せる。

一発目に出たのは、体高のあるブルーバックだった。

口元にチラリと見えているプラグはSPM。

飛距離も圧倒的で、広範囲を手返し良く探れる最高のプラグの一つだ。

他にも好釣果を出しているプラグはあるが、それはまた別の機会にでも紹介するとしよう。

その後も同じポイントで粘ってみたが、幾度かのアタリのみで、ロッドが曲がることはなかった。

潮位も下げ切ったため、大きくポイントを移動し少しアジングをしてみたがデカアジは出ずに微妙なサイズがポロポロといった感じで終わった。

 

車に戻り計測するも、尺には程遠いサイズだった。

今期の初メバリングとしては、まずまずといったところだが、尺メバルには出会えていないので、獲れるまで何度か挑戦することになるだろう。

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