水急不流月

信じる道を突き進め

アジングの極意を【釣りガール小野真央】へ伝授せよ(後編)

前編の記事はこちら

 

薄ら明かりの中でもわかるほどの輝かしいフレッシュさと可愛らしさに溢れる女性。

その正体は、小野真央さんでした。

ま、この話が持ち上がった時点(最初に会社の先輩に頼まれた時)で聞かされてはいたんですけど。

 

ここで少し余談にはなりますが、

小野真央さん。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、まだまだこれからの伸びしろに期待できる新人女性アングラーさんなのです。

釣り好きな人ならご存じな方も多いはずの「釣りフェスティバル」。

その、釣り関連メーカーの最新製品が一挙勢ぞろいな「釣り」のお祭りイベントで決定されるイメージガールのアングラーズアイドルの最終選考まで残った美貌と魅力の持ち主なのです。

第14代アングラーズアイドルのグランプリに輝くことこそ叶わなかったものの、最終選考まで残ったという実績とその経験はきっと真央さんの今後に活きてくるものだと思います。

以前にも遠回りは大事だという記事を書いたような記憶があるような無いような。

思い出したらリンク張ります。

 

と、大きく話がそれ始めたので戻します。

そんな可憐な釣りガールを前にし、シャイボーイかつコミュ障で人見知りな私は一瞬緊張したが、相手はこちらよりもはるかに緊張している姿がみてとれた。

もうね、それはそれは

「カッチカチやぞ」

と言わんばかり。

ザブングルの加藤の力こぶが薄っすらと頭をよぎったところで、本題へと戻ります。

 

「今日はよろしくお願いします。」

と律儀に頭を下げてお願いされる。

と同時に付き添いの女性からも

「今日はお世話になります」

との一言。

聞くと、付き添いの女性は真央さんの母親。

保護者同伴でございました。

 

「早速教えてあげて」

と会社の先輩。

はい。待ってましたー。って

ちょい待ち。

 

タックルも持ってないから貸してあげてと事前に言われていたので、殉職したリップルフィッシャーの65TZを修復して2タックル持ち込んでいたのに。

 

「タックル持ってるやん」

 

見ると片手にロッドとリール。

少し見させてもらうと、ソアレ。それもね、BBじゃないほう。

CI4のソアレなんよ。

「じゃあ、これでやろ!」

もう、ほかに言葉がでませんでした。

だって、貸そうとしてた竿はリップルやけどリールはソアレのBBやもん。

 

少しアタリは遠退きつつあったが、時合が終わる前に釣ってほしかったので

「早速キャストしてもらえる?」

と聞くと、もうホントにガチガチに緊張しまくってるのが分かるほどのぎこちなさ。

そりゃね。俺も同じ立場ならそうだったろう。

初心者のうちに誰かに見られるのって、誰でも緊張するもんだから。

で、釣り方を大雑把にざっくり説明(ほんとに雑で大雑把な説明で申し訳なかったです。アジングは説明しきれないほど奥が深いので、追々教えます)しながらキャストを繰り返してもらう。

 

「これ、余ってるんで使いますか?」

クーラーボックスだけを片手に現地入りした会社の先輩へBBリールのジグ単ロッドを貸し、真央さんの横に戻り説明をする。

すると程なくして、先輩の方から小気味よいドラグ音が。

いやいや、この人先に釣ってもーたやん。

真央さんに釣ってもらわなアカンのに。

何してんの!!

とは言えるはずもなく、真央さんにある程度の説明をしたところでソっと見守っていると、やっと釣ってくれました。

初アジGETおめでとうございます。

 

ただ、時合は終了した感じでその後は連チャンもなく、数本とって終了。

早めに帰宅するということで10時頃に解散。

もちろん私と相棒はその後も追加を狙って、クーラーいっぱいまで釣って納竿としました。

 

もっと釣らせてあげたかったのですが、不甲斐ない結果になってしまいました。

残念ではありましたが、まずはアジを釣らせることが出来たので良かったのかなとも思います。

アジングって簡単やんかと思わせたかったのですが、それが出来なかったのが心残りです。

実際、釣れる場所と釣れるパターン知ってりゃ誰でも簡単に釣れるのがアジングです。

その場所とパターンを探すのが難しく、数釣りやサイズ狙いを考え始めると、とことん奥の深い釣りでもあるのですが、初心者の方は難しく考えずに、気軽に始めてもらえたらなと思います。

 

誰かに教えながら釣る(教えてる間は釣りしてないけども)のも、面白みのあるものだなと実感できる釣行でした。

大量のアジは、全て妻が美味いアジフライへと変身させてくれました。



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