水急不流月

信じる道を突き進め

【必見】ライトエギング解説(道具~ポイント~釣り方まで)

私の住む大分県では夏にケンサキイカが釣れるようになります。

タイミングとポイント次第では2桁釣果も夢じゃない。

2019年もすでにシーズンイン(7/31現在)しています。佐伯や津久見、鶴見や蒲江等の各漁港でも少しづつ釣果が聞かれ始めました。

そこで今回は、ショアから楽しむライトタックルで狙うケンサキエギングを紹介します。

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タックル(ロッド&リール)

普段アオリイカ大分県ではモイカ)をターゲットにエギングしている人は、そのままのタックルでも問題ありません。

しかし、ケンサキイカの引きはアオリイカ程強くなく、ガチガチのエギングタックルではあまり楽しめません。

そこで柔らかめのエギングロッドか、少し強めのアジングorメバリングロッドをオススメします。

私が使用しているロッドもアジング用のものです。(リップルフィッシャー:RC-75)

アジングロッドやメバリングロッドでは少し弱いようなイメージですが、キャストするエギも2号前後がメインなので、それさえキャストすることが出来れば何の問題ありません。

リールに関しては、PEラインの0.5号程度を100mも巻ければ充分です。

番手は、アジングやメバリングで使用する1000番程度でもいいですし、エギング等で使用している2000番や3000番クラスでもOKです。

ラインは断然PEラインがオススメです。

ケンサキイカは中層から表層に浮いていることがとても多いので、浮力があり高感度なPEラインが最適なのです。キャストするエギが小さめなので、細めのPEラインで飛距離を伸ばすようにしましょう。

リーダーは、PEラインの号数に合わせ1.25号から2.0号の間でチョイスしましょう。

 

エギ

アオリイカ用のエギならば、2号か2.5号の沈下が遅いタイプ(シャロ―タイプ)のものが良いです。(※なぜシャロ―がいいのかは、この後で説明します)

釣れているサイズが大きい場合は3号でもOK。ただし、ロッドスペックを大きく外れる場合はロッドの損傷に繋がりますのでご注意を。

ケンサキイカスルメイカ等のツツイカ専用のエギもありますので、沈下速度に気を付けながら好きなカラーを選んでください。

ポイント(場所)

堤防や、テトラ帯、地磯等、ショアからでも狙えるポイントは多数あります。

しかし、ケンサキイカの回遊が無い場所で釣り続けていては釣果に繋がりません。

地元の釣具店等に聞いてみるのも良いでしょう。

よく釣れている場所にはアングラーの方も多数いますので無理な竿出しはしないように心がけましょう。

ある程度(5~10m程)水深がある港湾の潮通しの良い部分や、地磯の潮のヨレる場所等が基本のポイントとなります。

意外な場所でも釣れたりしますので、まずは竿出ししてみましょう。

ケンサキイカは群れで行動するイカなので、一杯釣れれば連チャンすることも少なくありません。

イカの溜まりやすいポイントや回遊の多いポイントを探し出して二桁釣果を目指しましょう。

 

エギのアクション

ケンサキイカを狙う場合のエギの主なアクションは以下の方法になります。

 

シャクリ

ロッドを2~3回程度煽り、エギを左右に動かしながら跳ね上げさせるアクション。

アオリイカを狙うときのように激しくシャクルと群れが散ってしまう場合があるので、少しゆっくりめに動かすのがキモ。

最もアピール力の高いアクションの為、エギに気付いてもらうためにはとても有効。

移動距離や、跳ね上げる高さに注意しながらシャクリを入れよう。

 

跳ね上げ

シャクリ程ロッドを動かさずに、エギのタナを上げるために行うアクション。

インテンションを掛けたままゆっくりとロッドを振り上げるような動作で行う。

シャクリを多用しては群れが散ってしまうので、跳ね上げとフォールでゆったりとした動きを演出することで連チャンを狙う。

 

リトリーブ

ロッドの角度を一定に保ち、リーリングによってエギを泳がせるアクション。

タナさえ合っていればこれだけでも釣れることは多い。

 

フォール

シャクリやリトリーブ、跳ね上げの後にエギをゆっくりと沈降させるアクション。

この時にアタリが出ることが多いので、一番集中すべきアクションである。

インテンションを抜いてフォールさせることをフリーフォール、ラインテンションを掛けてフォールすることをテンションフォールという。

フリーフォールではアタリが分かりずらいので、テンションフォールでアタリを待つようにしよう。

 

釣り方

昼でも釣れなくはないが、夜の方が好釣果に恵まれるためナイトフィッシングが基本だ。

先ほど説明したアクションを織り交ぜて狙って行こう。

 

まずは広範囲を探るために大きめのエギで表層から探りをいれ、アタリが無ければ少しづつタナを下げる。

この時にカウントをしっかりとり、釣れるタナを覚えるようにしよう。

最初はシャクリとフォールでアタリを探す。アタリが出れば、そのタナを基本にゆっくりめのアクションへと移行。アタリが無くなればタナを少し上げたり下げたりしてみよう。また、エギをサイズダウンしてみると乗りがよくなったりもするので、エギのサイズにも気を配ろう。

アタリの出方は激しくないので、しっかりとアタリをとれるようにフォールに集中する。

アタリが出れば、ゆっくりとロッドを振り上げてスイープにフッキングを入れる。

取り込みまではラインテンションを緩めずに、リーリングで足元まで寄せ抜き上げる。

サイズが大きい場合はギャフや玉網で取り込むようにしよう。

 

夜は、イカが表層や中層に浮いていることが多く、中層から下のタナを狙うことは少ない。

沈みが早いエギでは、シャクリや跳ね上げを多用しなければ表層や中層のタナを維持できず、1キャストでの誘う時間も短くなってしまう。

表層や中層をフワフワと漂わせるように誘うためにも、沈みの遅いシャロ―タイプを使おう。

 

最後に

夏の暑さが日増しに強くなっています。

夜では昼に比べ暑さも和らぎますが、それでも水分をしっかりとって熱中症や脱水症状にならないように気を付けましょう。

ライトなタックルで最高にエキサイティングなゲームが楽しめるライトエギング。

みなさんも始めてみませんか?

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