水急不流月

信じる道を突き進め

アジングは考える事こそが醍醐味である

先週末(2019/1/26)は残念ながら釣行できませんでした。

天候は悪化していたし、翌日も仕事でしたから。

そんな私を尻目に相棒は、悪天候の中でもキッチリと釣果を収めていました。

毎週末行けるアンタがうらやましいよ。

 

釣行後の写真もしっかりと見させてもらったが、良いサイズのアジでした。

佐伯市のこのポイントはいつでもいいサイズのアジが釣れます。

ただ、相棒いわく「釣れないことをしていれば一本も獲れない」なんてこともよくあります。

隣で釣れているのに自分にはアタリすら全くない、そんな経験みなさんもありますよね。

もちろん私も経験しています。

釣行する際は必ずと言っていいほど相棒と一緒なのですが、私だけが爆釣したり、私だけ貧果だった、なんて経験は当然あります。

後述した「自分だけ貧果」の際に、みなさんは何を考えますか?

 

 一番優先して考えるべきは、釣れている人が何をしているかを知ることです。

どんなリグなのか?

どんなアクションなのか?

どんなタナで釣っているか?

キャストの飛距離は?

等々、様子を見て聞いて、釣る方法を知ることが大事なのです。

間違っても、釣れている人の方へキャストしてはいけません。

 

アジは基本的に群れで行動するものです。

アプローチの違いから口を使わないだけであり、アジは確実に自分の前にも居るはずです。

何らかの原因で釣れないのですから、その原因を探すことに専念しましょう。

 

いつもジグ単でアジングしている方が、何をやってもダメな時。

そんな時はキャロを使ってみるのも一つの手です。

実際、このポイントでキャロでしか獲れない状況がありました。

ジグ単では、アジの居るポイントまで届かなかったのです。

相棒は常にジグ単です。

私は基本がキャロです。

相棒がジグ単で、ジグヘッドを軽くしようが重くしようが、表層からボトムまで丹念に誘いつくしたところで、まるっきり釣果は出ませんでした。

キャロの飛距離があってこそアジのポイントに届いたのです。

 

このポイントでは逆の状態もありました。

私がキャロで何をやってもダメな時に、相棒がジグ単で爆釣している。

こうなると焦ってしまいがちですが、冷静になることこそが釣果への近道。

ジグ単で獲れてキャロで獲れない理由を探すんです。

そして、自分の引き出しから考えられる最善の方法をチョイスして実践していくのです。

 

考えて釣果へ結びつけることこそがアジングの醍醐味であり、面白さだと私は感じています。

自然を相手にするアジングでは、全く同じ状況などは二度となく、シンプルな釣りだけれども奥が深い、だからこそ夢中になれるのだと。

ギガアジが無数に爆釣するような状況も楽しくないわけじゃない。

ただ、考え抜いて導き出した自分のアプローチが正解だった時の喜びは、アジのサイズに関わらず、心躍るものに違いないのです。

プライバシーポリシー・お問い合わせ