水急不流月

信じる道を突き進め

フィッシュホルダーは歯の形状で良し悪しが決まると思う話

以前こんな記事を書いた。

 

singing-ajinger.hatenablog.com

 

上記の過去記事で最もオススメしているダイワのフィッシュホルダーには未だ不満は何もない。

 

最近ダイワのHPを見ていて、フィッシュホルダーに新しいラインナップを見つけた。

それがコチラ。

ダイワのフィッシュホルダー240Cだ。

フィッシュホルダーライトゲームと比べると、形状がスリムになっただけでなく、ケースや尻手ロープまで付属。

 

ま、その分価格は上がってますが。

 

似たような商品では、第一精工ガーグリップがある。

しかし、どちらも歯の部分は直線的だ。

フィッシュホルダーを色々と使用してきたなかで重要と思えたことは、歯の形状と挟む部分の湾曲。

尖っている方が滑らない

歯の形状は尖っていなければいけない。

それは円錐状でも三角錐でも四角錐でも構わない。

先が鋭くなければ滑ってすっぽ抜けるから。

ダイワのフィッシュホルダーVと、フィッシュホルダーライトゲームの歯の違いは一目瞭然。

 

明らかにライトゲームの方が尖ってます。

そして、その違いは掴んだ時のすっぽ抜けの有無に直結してきます。

これは、面で掴んだ時にはヌメリや剥がれた鱗で滑るから。

ん?面に掛かる力と点に掛かる力の差なのかな。

同じ力で掴んだ時には接点が少ない方が伝わる力が大きいからだろうか。

自分でも説明してて分からなくなってきたぞ。

ただ、使用感は圧倒的に尖った歯の方がすっぽ抜けたりしない。

これは確実。

微妙な湾曲がすっぽ抜けない 

次に、歯の湾曲具合。

これが直線であるほど魚との接点が減るので、ホールド力が弱くなる。

図で説明するとこうだ。

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赤い矢印の範囲が歯の接している部分になる。
どっちがすっぽ抜けしにくいか、すぐに分かるだろう。

もちろん狙うターゲットのサイズによっては湾曲する必要が無いと言えるかもしれないのだが、このようなフィッシュホルダーを使用するシチュエーションはライトゲームがメイン。

小物からせいぜい30cm前後までの魚を想定して商品化しているはず。

それ以上になると、フィッシュグリップだと思うので。

で、ライトなクラスのターゲットの場合、歯が微妙に湾曲している方が圧倒的にすっぽ抜けしにくいと思うのです。

 

第一精工のガーグリップやダイワのNEWラインナップであるフィッシュホルダー240C。

なぜ、歯の部分を湾曲させないのだろう。

実際にこの手の品を使用したことが無いので、掴んだ時のグリップ感やすっぽ抜けは分からないが、メーカー的には必要ないと判断したのだろう。

私は、240Cが微妙に湾曲していれば即購入していただろう。

デザインの良さや付属品に購買意欲を駆り立てられるのだが、使用感が優れていなければスグにお蔵入りとなってしまう為、購入を踏みとどまっている。

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