水急不流月

信じる道を突き進め

釣りをするうえで一番重要視すること

今回のテーマはエギングです。

 

エキスパートなエギンガーからしてみれば、当たり前の事ばかりかも知れません。

初心者の方が見れば目から鱗かも知れません。

ただ、私の考えるエギングにおける一番重要な秘密を教えます。

エギングで大事なことは何?

みなさんがエギングにおいて一番重要視することは何ですか?

ココに私が今回言いたい全てが詰まっています。

そして、それはエギングだけでなく全ての釣りに置き換えられるはずです。

 

リールやロッド等の性能が大事だという人もいるでしょう。

エギの選択が重要だという人もいます。

水温や風、潮汐等の自然条件が整っていなければ、という人もいる。

 

全部不正解です。

 

私のエギング論での答えは、ポイントの選択です。

これ以上に大切なことありません。

獲物が居なきゃ、絶対釣れない

例えば、最も高級なリールやロッド等のタックルを持っていても、そのポイントにイカが居なければ釣れません。

どれだけ沢山の種類のエギを使ってみても、釣れるはずが無いのです。

無風で、適水温で、潮が動いていても、居なければ問題外なのです。

 

逆を言えば、イカが確実に存在するポイントならば

どんなに安物のリールやロッドでも、

どんなに動きが良くないエギでも、

どんなに厳しい自然条件でも、

必ずチャンスがあるのです。

 

つまり、確実に釣果を出すために一番優先すべきことは、釣行するタイミングでイカが居るポイントを知ることなのです。

そのためには調査が一番肝心です。

数年エギングを経験してきた方ならば、何度も通って実績のあるポイントを幾つも知っているはず。

ただ、実績があるからといって、なんとなく行ってみたり、釣れないのにいつまでも続けるのは間違っています。

ポイントの実績をデータ化

時期、水温、潮汐等の全ての自然条件を加味したうえで、どのようなタックルやエギで釣れたのかを全てデータ化することで、そのポイントでの釣れるタイミングが見えてきます。

 

これは、パソコンやスマホ等に形として残す必要はありません。

経験の中で、しっかりと記憶すれば良いのです。

なんとなく行ってみて釣れた、では何の情報も記憶に残りません。

常に、潮がどっちに動いているのか、風は、波は、といった具合に考え続けていれば記憶に残るはずです。

のんびりとゆっくり釣りたい人は面倒で仕方ないかもしれないですが、ストイックに攻撃的な攻めのエギングをする人ならば、必ず頭の片隅で考えていることです。

ただ、経験を積み上げていくうえで膨大な量のデータを記憶していかなければならない。

全てを記憶するのは不可能です。

そこで、とても簡単なデータ化の方法があります。

データ化の方法

その方法は、『釣果を釣れたその時に撮影する』それだけです。

こうすることで、釣れた場所、時間、サイズ、エギがデータとして残ります。

その日のその時間がどのような潮汐だったのかは後で調べることが出来ます。

これをスマホに記憶させて何年も続けることで、そのポイントの釣れるタイミングや条件がなんとなく見えてきます。

あとは、釣行前にそのデータを見ながら釣行すべきポイントや日程を決めれば良いのです。

釣行しようとしているポイントにイカが居るのかどうか、を判断するうえで必ず重宝するはずです。

変わりゆく自然

もちろん例外もあります。

人間サイドの考えや定説、常識なんてものは、刻一刻と変わりゆく自然を相手にしたときに幾つも覆されてきました。

そのため、たくさんのデータを残したところで何の役にも立たないことだってあります。

最近ではハイブリッドカーや電気自動車をよく見かけるようになりました。

これは、言うまでもなく温暖化の影響を低減させるために開発されたものです。

このように地球規模でも大きな変化が起こっているのが自然です。

そんな中で小さな漁港の一瞬の出来事をデータにしたところで、と思うかもしれません。

しかし、ほんの少しの目安であっても何も無いのと比べれば天と地の差です。

最後に

経験や感覚が研ぎ澄まされた人ならば、釣行する日やポイントを直感で決められるでしょう。

しかし、経験の浅いビギナーや、もっと感覚を鍛えたい人は、しっかりと考えながら釣行することや、釣果をデータ化しましょう。

上述した、感覚の鋭い人間たちは第六感が備わっているワケではなく、きっちりと裏付けされた経験が幾つもあるのです。

沢山の経験と実績とを照らし合わせながら、状況を見極めて釣果を出しているのです。

そのようになるためには、数えきれない程の経験と、記憶、記録が必要なのですから。

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