水急不流月

信じる道を突き進め

安全は足元から

滑りやすい場所で何かする場合、必ず足元に注意すべきである。

それは仕事に限らず趣味の場合も同じ。

私は過去に、趣味の釣りで滑って転んでしまい大事なロッドを傷めてしまったことがある。

singing-ajinger.hatenablog.com

 

注意しているつもりでも、ふとした瞬間に注意が逸れてしまうことは誰にでもあるだろう。また、注意していても滑ってしまうような場面だって多々存在する。

それならば、最初から滑りにくいシューズを履いておくことで危険を回避できるのではないだろうか。

私と「ハイパーV」の出会い 

私は以前、某大手チェーン店の寿司屋の厨房内で2年程バイトをしていたことがある。

そのバイト先では指定のシューズでなければならなかった。

それが滑りにくいと有名な「ハイパーVソール」のシューズだった。

厨房内の床は毎日水や油等で濡れていたが、慌ただしく作業する誰もが同じ靴を履いており、滑ってバランスを崩したり転んだりすることは一度もなかった。

この「ハイパーV」のシューズを指定にしていることは、作業を行う一人ひとりの安全をしっかりと考えているものでありとても素晴らしい方針だと感じた。

ハイパーVとは

http://www.nisshinrubber.co.jp/technology/hyper_v/img/logo_hyper_v.png

この画像から日進ゴムのHPへ飛べます

ハイパーV」というのは、日進ゴムという会社が「転倒事故を無くしたい」という思いで開発した世界最高峰のグリップ力をもつラバーソールである。

普通のラバーソールと比較した場合では、2.5倍以上のグリップ力があるそうで、独立行政法人労働安全衛生総合研究所技術指針の耐滑性能区分でも最高区分である5を上回っている。

つまり、普通のシューズとは比べ物にならないほどのグリップ力をもっているということだ。

各産業におけるワークシューズ、厨房シューズ、スニーカー等に搭載されており、近年ではスポーツや介護といった分野でも活躍の場を広げている。

何故滑らないのか

滑らない秘密もホームページで説明されています。

それは、静摩擦から動摩擦への移行がスムーズであり摩擦力が極めて高い状態で維持されることにあるという。

この静摩擦と動摩擦。

簡単に言えば静摩擦は止まっているときの摩擦力であり、動摩擦は動いているときの摩擦力。

静止している物質が動くときには必ず外力を受けます。

その外力が最大静摩擦力を超えたときに物質は動き、動き出した物質には動摩擦力が働きます。

つまり、踏み出そうとしているシューズは動こうとする外力の影響を受けます。

そのときの摩擦力が外力(動こうとする力)よりも弱ければシューズは接地面を滑り、踏み出そうとした足の力は後方へと逃げてしまうでしょう。

踏み出した一歩が接地するときに外力よりも摩擦力が弱かった場合には接地面を滑り踏みとどまることが出来ません。

とても簡単に言うならば、とにかく摩擦力が強いってことですね。

シチュエーションに合わせた展開

工場や建設現場向けの先芯入りの安全靴タイプのものや、医療向けのサボシューズ、釣り用ではダイワのフィッシングシューズ等、それぞれのシチュエーションに合わせた展開があるので自分に合うものが見つかるはずです。

私の場合は釣りに使うのでダイワで考えていたのですが、やはり価格はそれなり。

できるだけ低価格でハイパーVのシューズを検討しているならば、メーカー等に拘らないほうが良いでしょう。

スニーカータイプのものなどはリーズナブルな価格で販売されています。

 

医療向けタイプ

釣り用

厨房・キッチン用

長靴タイプ

先芯入り安全靴

先芯なしのスニーカータイプ

後悔しないために

私のように何かあってからでは遅いのです。

石橋は叩いて渡るべきであり、備えあれば患いなしなのです。

自分の身を守る最初の一歩として、足元の安全を見直してみましょう。

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