水急不流月

信じる道を突き進め

10月27日深夜 後から来た男女4人組の釣行者から奪われた(大分県佐伯市鶴見吹浦)

週末(11/26、11/27)に二夜連続のエギングに行きました。

釣果は26日の夜に獲れた一杯のみ。少し残念な結果です。

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27日の夜は辰ノ口鼻へアジングへ入りたかったのですが、やはり有力なポイントだけあって先行者が多く入れませんでした。

しばらく敷場や羽出で竿出しして遊んだ後、辰ノ口鼻が空いていないかと行ってみましたが、結局空くことはありませんでした。

 

ココからが本題。

鶴見の入り口でもある吹浦まで戻ってくると、そこからまた奥の方へと舞い戻るのは面倒なので、吹浦の堤防で相棒とまったり遊ぶことにしました。

この時すでに、日付は28日へと変わっていました。

ここは、エギングの釣果はあまり無く、アジングでも冴えないようなポイント。

それでものんびりと話しながら釣りが出来れば、その時間はとても楽しいのでこの日の最終ポイントにココを選んだのです。

しかし、その楽しい時間は奪われてしまいました。

 

私たちが釣りをしていると、駐車場に車を停めこちらへと近づいてくる人たちが。

人影を確認すると3人。

堤防の先端で釣行していた私たち。

そこへ真っ直ぐに向かってくる後行者。

先頭を歩いてきたおっちゃんが、普通に話しかけてくれたので最初は悪い気はしませんでした。

 

おっちゃん「こんばんわ。釣れますか?」

私「いやぁ、良くないですね」

 

・・・

え、それで終わり?

 

私「何釣りに来たんですか?」

おっちゃん「アジとかイカとかテキトーに」

私「ココはあんまり良くないですよ」

おっちゃん「知り合いの人がここで釣ったって言ってたんで」

私「へぇ、そうなんですね」

 

・・・

会話はこのような流れで終了。

そのまま私たちの直ぐ真横で道具の用意を始めるおっちゃん達。

 

この会話の流れ、何か足りなく感じませんか?

私が聞きたかった言葉は、どーでもいい世間話なんかじゃない。

隣で釣りをしたいなら、隣でやってもいいかぐらい聞こうよ?

海は誰のものでもないと言えば、そうなんだけど。

いや、ルールというかマナーというか、そういうの大切じゃん。

 

それなりに距離をとってくれるならまだしも、ホントに真横でやり始めてるし。

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「おい!」と込み上げる気持ちを抑え、

まぁ、百歩譲って許すことにしよう。

同じ「釣り」を嗜むものとして、堤防の先端に入りたくなる気持ちは分からなくもない。

 

話しかけてきたおっちゃんは、女性二人と釣りに来ていました。

女性二人は、おっちゃんよりも遥かに若く、まだまだ素人感の抜けない感じで、おっちゃんのことを師匠と呼んでいました。

釣りを教えてあげてるんだろうなとか考えながらのんびりエギをしゃくっていると、ツレの女性の一人がいきなりライトで足元の海中を照らす。

 

???

いや、ダメでしょ。

別にそんないいポイントでもないから気にはしないけど、もし場所とターゲットが違えば激怒もんだよ?

それだけでスレちゃうこともあるんだから。

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「何やってんだよ!」とは言わずに、

まぁ、もう百歩譲って許してあげよう。

知らないのなら仕方ない。

 

その後、少し遅れておっちゃんのツレ(若い男性)がもう一人登場。

この方も私たちに軽く挨拶してくれました。

そして、同じように直ぐ近くで道具を準備し始めました。

この状況、他の人が見たら私たちも同じ団体の釣行者に見えてただろうな。

 

この吹浦の堤防の先端は常夜灯があり、送電線が低く頭上にあるので、サイドスローじゃないとキャストできません。

で、常夜灯から少し離れて釣りをしていた私のすぐ隣に女性の一人がきて釣りを始めたんです。私がキャストできるかできないかの微妙な距離で。

フルキャストすると怪我をさせてしまいそうだったので、私はキャスト出来るように常夜灯の真横へ移動するしかありませんでした。

キャストしづらいのは見てても分かるだろうし、もう少し離れようとか思わないのだろうか。

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「そこ邪魔だからぁぁぁぁ!!!」って言いたかったが、
まぁ、更にもう百歩譲って許してやるよ。

邪魔になってる実感がないんだろうな。初心者だし周りが見えづらいのもしょうがない。

しかしおっちゃんよ、師匠ならば釣りの楽しさを教えるだけでなく、先ずはマナーをしっかりと教えといてくれよ。

 

私が常夜灯の真横へと移動して間も無く、隣の女性がまたも海中を照らし

「あ、こっちに魚いる」

そう言って私の隣へ。しかも先ほどよりも近い。

その距離およそロッド一本分。

左には常夜灯。右には見知らぬ素人女性。挟まれて呆気にとられる私。

完全にキャスト出来なくなった。

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もう無理だ。完全にお手上げ状態。

いったい何百歩譲って欲しいんだよ。

 

「いい加減にしろ!!」

って注意してもよかったんだけど、そんな風に険悪なムードにしてまで居たいポイントでもなかったし、相手が「釣り」を始めて間もない女性だったので、私は何を言うことも無く相棒とそっとその場を去りました。

 

仲間で釣りを楽しむことは悪くない。

同じように私も相棒と釣りを楽しむ釣り人の一人なわけですから。

ただ、先行者がいた時は隣でやってもいいか聞く配慮は欲しいです。

また、邪魔にならない位置取りやキャスト方向等、少しは先行者に気を使ってほしいです。

初心者ならば、そのような暗黙のルール的なマナーが分からないこともあるでしょう。

しかし経験者が共に行動をしているのなら、そういったことはちゃんと教えなくちゃいけないのではないでしょうか。

 

私は、この女性の事は何も責めません。

ただ、おっちゃんよ。

師匠と呼ばれていたあんたのことだよ。

ダメだろう?ちゃんと教えてあげなきゃ。

簡単なマナーすら教えられない人間に何が教えられるんだよ。

初心者をつれているのなら、その責任は経験者であるあんたにあんだよ。

迷惑をかけて大事な時間を奪ったのは、ツレの女性でなくあんたなんだからな。

もし次奇跡的に出会うことがあれば、説教しますので覚悟しといてください(# ゚Д゚)

 

そんなおっちゃんに教えてもらっている女性二人が、今後どのようなアングラーに育っていくのかを考えると不安でしかありません。

自らで気付き、他人に迷惑を掛けないアングラーになってくれることを願うばかりです。

そして記事を執筆している今、私が軽い口調で教えてあげるべきだったのかもしれないと少し後悔しています。

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