水急不流月

信じる道を突き進め

春の訪れはデカメバルが教えてくれる

桜の枝が少しずつ色付き始め、春の訪れを身に染みて感じる今日この頃。

卒業や入学といった慌ただしい季節でもある。

そんな春のシーズンに追い求めるもの。

それはメバル

 

すこしばかり時期が早いかなと思いつつも調査に行ってきました。

まずは結果から。

左半分が私の釣果、右半分は相棒の釣果です。

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もう完全にシーズンインしてます。

 

上の写真は3月23日の夜中に釣行結果です。

ポイントは佐伯市鶴見。

テトラ帯や地磯等、数々のポイントがあり尺メバルの実績も豊富な海の街。

先にポイント入りしていた相棒と合流し釣行開始。

最初に入ったポイントでは強めの風が吹いており、足場も高い為非常に釣りづらい状況。

この時点で相棒はグッドサイズを数本獲ってました。

しかし、少し調査してみてイマイチだったため即移動。

 

次のポイントでは先ほどよりも風が穏やかで雰囲気も上々。

フロートとかぶらで入念に探りを入れていく。

薄暗いヘッドライトで回収前のリグの後ろに魚影を確認できたがバイトには至らず。

魚影の大きさから尺前後はありそうだった。

少し離れた場所に居た相棒のところへ行き様子を聞くと、同じようにデカメバルの存在を確認していた。

この時点でポイント移動せずに粘ることを決断。

居るなら獲ってやろうじゃないの。

 

かぶらからワームへと変更し再戦。

向かい風が吹いており、表層を漂うゴミはゆっくりと寄せられている。

リグを少し沖に入れ、表層を漂わせながらゆっくりと寄せる。

こうして、フロートの利点である『ごく自然な誘い』を最大限活かすように探っていく。

足元まで寄せたところでヒット。

しかし、思っていたほどデカくはない。

 

まだデカいのが居るはずとキャストを続ける。

たまにアタリは出るが、食いが渋いのか掛からない。

ワームのシルエットを変更し再度キャスト。

沖に入れたリグのタナが変わらない最低限のリトリーブスピードで探りながら、時折ロッドを煽りアクションを入れてやる。

次の瞬間明らかなアタリと共に勢いよくロッドを曲げるヤツがヒット。

手元に伝わる重量感から尺前後を確信した。

強めに設定しているはずのドラグから勢いよくラインが出ていく。

この勢いよく突っ込む引きの強さはあまりに猛烈で、胸の高鳴りを抑えられない。

根に潜らせないようにロッドを高く持ち、強引に浮かす。

ゆっくりと寄ってきた魚影が目視出来た瞬間、再度根に潜ろうと猛烈な引きを魅せる。

ロッド操作で難なく寄せ、キャッチ成功。

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29cmで残念ながら尺には一歩届かずでした。

 

この直後に相棒が様子を伺いに来たので、すぐにキャストを促す。

キャストして間も無く弓なりのロッドと響き渡るドラグ音。

回遊型の場合、こういったことはよくある話。

時合を逃さずにお互い狙い通りのデカメバルに出逢えたことで楽しむことができました。

こいつが釣れ始めると春だなぁと実感します。

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